打ち直しについて

Q、綿ぶとんの特徴は何ですか?

A,木綿わたは吸湿性・保温性に優れ、復元力に富んでいます。また木綿の繊維は、中空で天然のよじれをもっているため、日干しをすることにより吸収した湿気を放湿するとともに、あらゆる繊維の中で最も優れたかさ回復力をもっています。また、寝返りを打ちやすい適当な硬さとクッション性をもっているため、寝返りもスムーズに出来ます。
Q,10年以上使用しているふとんは打直しできるでしょうか?

A,10年以上使用しておりますと、わたの繊維がある程度劣化してくると思われますので、打直ししても、その効果はあまりない場合があります。快適に使用していただける期間は、掛けふとんで約5年、敷ふとんで約3〜5年位が標準ですので、それが打直しを行う目安にもなります。
また、20年以上打ち直しせずにお使いになられたものは、衛生的な新しいふとんに買い替えられてはいかがでしょうか。
Q.未使用の綿ふとんを長年保管していますが、どうしたら良いでしょうか?

A,木綿わたも長年保管しておりますと、使わなくても除々に繊維が劣化しますので、手入れしてもすぐにわたが固くなったり、暖かみが無くなっているものと思います。しかし、手に触ってわたがまだソフトで張りがあれば、側生地を修理するとともに、わたを打直しすることをお勧めいたします。
Q,現在使用している綿ふとんは日干ししても元にもどらないのですが…?

A,木綿わたにも寿命がありますので、時間とともにわたの繊維そのものが除々に劣化します。日干しをしてもかさが回復しないということは、わたの繊維が相当傷んでいるものと思われます。快適に使用しでいただける期間は、掛けふとんで約5年、敷きふとんで約3〜5年位が標準ですので、打直しを行う目安でもあります。
Q,綿ふとんを快適に使うための、お手入れ方法は?

A,お天気が良い日の午前10時から午後3時位の問に、2〜3時間、表と裏の両面を天日で干してください。ふとん叩きで強く叩くと中わたの繊維がちぎれますので、干した後はふとんを強く叩かないように注意してください。表面の汚れは大きめのブラシで優しくホコリを払う感じで、又は掃除機で吸い取る方法をお勧めいたします。

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